2007年10月10日

朝霧Jam 〜it's a beautiful day〜

最高。

本当にそうとしか言い表せないほど、素晴らしい3日間だった。

来年も必ず、行きますよ朝霧ジャム。


朝霧jam全景

広大な高原にステージ(RAINBOW STAGE)と人、人、人。
そして草原の坂道にはテント、テント、テント。

音楽を聴くことももちろんだけれども、来ている人は「楽しむ」ことを最大の目的に考えている。

だから、フリスビーしてる人もいれば犬と戯れていたり、子供と遊んでいたり、はたまたライブを聴いているのかわからないほど芝生の上で熟睡している人も。

みんな、思い思いの楽しみ方。それぞれのペース。おのおのの過ごし方。


自由だー!



2日目の朝。6時半。

後光.jpg


富士山の左肩からひょっこり顔を出した太陽は眩しすぎて、つい目の前ばかりを見てしまいがちだったこの半年間が、とても単純でたいしたことないことに思えてくるような。

太陽があることのありがたみを感じるなんて初めてだったかも。

これは、本当に、日本で最高のフェスかもしれない。いや、きっとそうだ。


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ライブの感想。


●2つあるステージのうち、主にメインのRAINBOW STAGEのアーティストしか見ませんでした。

●でも、まったく、はずれバンド無し。全部素晴らしかった。

○ABD AL MALIK
テントを張る場所探しに時間をとられた関係で、会場に着いたときには2バンド目のABD AL MALIKが。

いきなりドハマリ。最高にノレる曲調とグルーヴが半端ないメンバーの演奏によって、のっけから踊りまくる。


○MALAJUBE
車の中で予習していたが、実は意外とポップなロックをやるカナダの5人組だった。UKバンドのような。
朝霧の自然にぴったりくるところが良かった。

しかしこのころは、ステージ脇にある屋台でひたすら色々なご飯とビールを買って、飲み食べまくっていたのでそこまでちゃんとは聴いてなかった。ははは。


○ハナレグミ
名の知れたアーティスト1発目。

さ・い・こー

声がマジでいい。つばの長い変な帽子をかぶった永積タカシ。
そしてフィッシュマンズのカバーを20分にわたってやったりと、ファンの心をわしづかみにするような選曲。

そして去っていく時に、「♪スーパーゲーーティー  のーびーのーびーーー」という本当に意味のわからない小曲を1曲。輪唱だよ、と言って観客にも続けて歌わせたため、俺なんかはその日一日中その曲が頭からはなれなかった。さいこー。

キーボ&コーラスには、Clammbonの原田郁子ちゃんも来てました。やっぱり仲いいんだなぁ〜。そして二人の声が混ざると、本当に心地よいんだなぁ〜。


○THE BAYS
レコード会社につかず、CDも販売していない、そんなバンド。

その理由は、THE BAYSにとっての音楽とはライブそのもの以外にありえないのであって、観客との会話の中でこそTHE BAYSの音楽が完成するから、というもの。

つまり、リハーサル(練習)もしなければ曲を練ったりもしない。ライブでのアドリブが全てで、しかも同じライブは絶対に出来ないという、とんでもない思考をもったバンド。

DJ、ベース、ドラム、キーボによる1時間半ノンストップの演奏。しかも個々の演奏レベルが高すぎる。そして出来上がる音楽は自然と縦ノリしてしまうようなクラブ系。

素晴らしかった。


○THE CORNELIUS GROUP
さすがに疲れてきたので、後方に戻って(シートをひいて予め陣取っておいた我々のブースに戻って)くつろいでいたが、1日目のトリということで途中からステージ前に移動。

後ろのスクリーンに映し出される映像が、とんでもなくハイクオリティ。

演奏している曲とその映像(VJ)とが、寸分の狂いなくぴったり重なる。
キメの多い楽曲なのに、そのキメごとに映像も反応するからマジで演奏に狂いがないことがわかった。

映像自体もつい見入ってしまうような面白い映像、凝った映像で、全然飽きを感じさせなかった。

コーネリアス、初めて観たけどヤヴァイぜ。


●2日目
しっかり早起きをして1バンド目(10:00)からフルで鑑賞。


○A HUNDRED BIRDS ORCHESTRA
オーケストラというだけあって、パーカッションや管楽器もいる大人数の編成に指揮者までいるバンド。ノリの良い音楽で朝からハイテンションに。

途中でおなかがすいたので朝飯を食べながら鑑賞。澄み渡る快晴の朝霧高原に降り注ぐ日光に、顔がどんどん焼かれていきました。。。


○Bettye LaVette
打って変わってオバサン(というと失礼だけれども)ハスキーシンガー登場。

しかしあまりに気持ちの良い天候の中、気がついたらkotaはぐっすりお昼寝していました。


○中納良恵
「なかのよしえ」、その響きは知っていたのに、「中納良恵」がその人だとは直前まで知らなかった。

そう、俺が大好きなEGO-WRAPPIN'のボーカル。
9月26日に個人名義でCDを出していたのだそうだ。知らなかった。

EGO-WRAPPIN'とはまた全然違う感じの曲ばかりで、どれも初耳だったが、やっぱりこのボーカルはすごい個性的で涙が出るくらい感動しました。最初から最後まで最前列で見てました。

やっぱり良いボーカルというのは、ただ歌っているのではなく、自分の中にある感情や気持ちが歌にのっかってでてくるという気がします。伝わってくるものの情報量が多い。

CD見つけたら買おうっと。


○OZOMATLI
いやぁ、こいつらも半端なかった。

クラブ系にファンク・ラテン・ヒップホップなどの様々な要素が混ざったような音楽。そしてめちゃくちゃカッコイイパフォーマンス。
会場は凄い熱気に包まれていました。

あまりに激しいので後ろに下がって傍観。
でも後ろに下がっていても音がすごく良かったのです。PAさんはさすがだなぁ、と思いました。


○SOULIVE
SOUL+LIVE、という凄いネーミングは伊達じゃない。
まさにソウルフルなライブだった・・・んだと思います。

・・・なんと、バンドの転換中にゴロゴロしていた俺はそのまま寝過ごしてしまい、最後の曲しかまともに見れなかったのです。朝霧最大の失態でした。

ドラムもめちゃくちゃ上手かったのに・・・本当に悔やまれる。


○UA
今回出演したアーティストの中で、最も有名だったのはたぶんUAだと思う。

転換中から前列でスタンバイ。真っ白いダブダブドレスに包まれたUAが登場すると、本当に胸が高まった。

そもそも転換中から発声練習するUAの声が客席までまる聞こえで、あー、本当にUAがすぐそこにいるんだなぁ、と思っていたのだけれど、登場したUAの第一印象は「顔、ちっちゃい!」でした。
その小さな身体から、とてもパワフルで、かつ繊細な音が紡ぎだされる。観ていると何故か涙しそうになってしまう。
大きな存在に思えた。

でも、UAよりもっと俺をシビれさせた人がそのステージにはいました。

外山 明。(http://loosecube.blog94.fc2.com/blog-entry-148.html

今までに見たことのない、そして誰とも似つかないドラマー。
叩き方、グルーヴ、ポリリズム的フレーズの応酬。

マジでハマりました。ティポグラフィカ、聴いてみたい。買ってこよう。この人を今まで知らなかったとは・・・。この人に出会えただけで、朝霧に来て良かったってものだ。


○OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND
ブラフマンのメンバーを含む、メインヴォーカルがアメリカ人バイオリン弾きのスーパーバンド。
トリとしてふさわしいのかどうかはさておき、バイオリンとギターの強烈なユニゾンやRONZIのかっこよすぎるドラムが癖になりそうな感じであった。

しかし、ヴォーカルのアメリカ人はとんでもなくお茶目であった。MCで何を言い出すかと思えば、

「スモウ、フジサン、ゲイシャ・・・、、、欧米か!!!・・・欧米です!!!」

とか

「こんばんわー。千葉県からやってきました、C/W・ニコルでーす。森が大好きでぇす。・・・もし、ここに(本人が)いたらごめんねー!」

とか

「そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!、はい、オッパッピー!!」
とかやる始末。しかも結構流暢な日本語。

コミックバンドかい。

最後の最後で大爆笑させられましたよ。



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と、いうように、ちゃんと観たんだか観てないんだかわからないような状態でただひたすらと流れてくる良質の音楽に囲まれ、かといってマイペースに取捨選択しながらライブを楽しめる。
こんなフェスは朝霧くらいなんではなかろうか。

フジロックやサマソニでは、こんなにダラダラと観ていられないだろうし疲れ方も大変なことになってしまうけど、今回、朝霧JAMでは次の日から元気に仕事に行ける位、疲れなんか溜まりませんでした。


使ったお金は5万円弱。でも楽しかった3日間はプライスレス。ほんとに。


来年も必ず行ってやる!SMASHの会員にならねば!




以上、長くなりましたが朝霧JAM’07の感想でした。

朝霧jamメンバー

P.S.

朝霧で23歳の誕生日を迎えました。手作りのケーキで祝ってもらいました。本当にありがとうございました。
前厄ですが、こんないい誕生日を迎えられたのだから今年一年はいい年になる気がします。
posted by kota at 00:46| 埼玉 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 古いもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
朝霧一度は行ってみたい。
ティポグラフィカのギターの人が今やってるウンベルティポってバンドもすごく良いよ。おすすめ。
Posted by じょ at 2007年10月11日 01:30
俺の番組にアブダルが出てるよー。Mattson2とかも。朝霧関係は続々関係が出来ていってるのが驚き。

しかし楽しそうだなぁ。
Posted by kyo at 2007年10月11日 15:05
>じょ
じゃあ来年は一緒に行きましょうよー!
ジョニさんだったら絶対思わず小躍りしてしまうほど楽しめると思いますよ!w

>kyo
へーーーーー
さっすがradioだね!アブダルのパフォーマンスはマジで凄かったよ!手拍子するだけでこっちがノリノリになっちゃうんだからさ!
たーのしかったよーーー!!
Posted by kota at 2007年10月11日 23:49
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